「文系出身でプログラミングなんて触ったこともない…」
「基本情報技術者試験(FE)の範囲が広すぎて、どこから手を付ければいいかわからない」
「科目Bのアルゴリズムで絶望している…」
この記事を開いたあなたは、そんな不安や焦りを抱えているのではないでしょうか。
安心してください。文学部出身でIT未経験だった私でも、タイパ(タイムパフォーマンス)を徹底追求した効率的な勉強法により、一発合格(科目A:730点 / 科目B:715点)を果たすことができました。
基本情報技術者試験は、真面目に正面突破しようとすると分厚いテキストの山に押しつぶされます。しかし、「合格点(600点)を上回るためだけの最短攻略法」に割り切れば、最小限の努力で確実に合格を毟り取ることができます。
今回は、私が実際に使ったテキストやWEBサイト、科目A・科目Bそれぞれの具体的なハック術、そして本番のCBT試験で命拾いしたリアルな注意点まで、出し惜しみなくすべて公開します。
1. はじめに:文系・未経験でも「600点オーバー」一発合格は余裕だった
まずは論より証拠として、私の合格時のスコアを掲載しておきます。
【筆者の基本情報技術者試験(FE)結果】
- 科目A(旧午前):730点 / 600点合格
- 科目B(旧午後):715点 / 600点合格
- 受験時のスペック: 文系・SIer入社1年目の若手SE・プログラミング実務経験ほぼゼロ

ネット上の合格体験記を見ると、「100時間以上勉強した」「プログラミング言語を基礎からマスターした」といった真面目すぎる解説が溢れています。しかし、業務や日常に追われる私たちが求めているのは、そんな教科書通りの正攻法ではありません。
私たちが目指すべきは、100点満点ではなく「600点」という合格ラインを最小コストで確実に超えるエンジニア的なハックです。
2. 【結論】基本情報ハックの全体戦略:深追いせず「合格点」だけを毟り取る
基本情報技術者試験を攻略するにあたって、最初に叩き込むべき全体戦略は以下の2点だけです。
- 科目Aは「暗記ゲー(パターン認識)」
- 科目Bは「パズル解き(ロジックのトレース)」
満点を取る必要は一切ありません。全体の6割をとれば合格できる試験です。わからない難問に時間を溶かすのは完全に悪手。「取れる問題を確実に拾い、捨て問は直感で埋める」という割り切りこそが、最短合格の最大の鍵となります。
それぞれの具体的な対策法を見ていきましょう。
3. 科目A対策(730点):テキスト1冊とスマホアプリの高速周回
科目A(旧午前試験)は、四肢択一の知識問題です。出題範囲は広いですが、過去問の類似問題や使い回しが非常に多く出題されます。
つまり、「インプットは最低限にし、過去問のパターンを脳に焼き付ける」のが最もタイパの良い方法です。
① インプット:解説が一番噛み砕かれているテキストを1冊だけ読む
まず、分厚い教科書を熟読するのはやめてください。最初は「全体の3割理解」できれば十分です。分からない用語があっても止まらず、最後まで流し読みします。
私が実際に使って「文系でも挫折せずに読める」と確信したおすすめの参考書はこれ一択です。

★ポイント: イラストとマンガが豊富で、概念を視覚的に理解できます。文章だらけの固い参考書で挫折した経験がある方には間違いなくベストバイです。
② アウトプット:『過去問道場』を隙間時間にスマホで周回
テキストを一通り読んだら(あるいは読みながら)、すぐに最強の無料Webサイト「基本情報技術者過去問道場」に突入します。
- やり方: 通勤電車の中、休憩時間、ベッドの中など、スマホを開ける時間はすべて過去問道場に捧げます。
- 目標: 直近3〜5年分の過去問を周回し、正解率が7〜8割を超えるまで繰り返します。
最初は解けなくて当然です。解説を読んで「へー、そうなんだ」と理解し、選択肢とキーワードの組み合わせをパターンのように覚えていくのが科目Aで700点以上を叩き出す最短ルートです。
4. 科目B対策(715点):アルゴリズムという「パズル」の解き方
多くの受験者が絶望し、挫折するのが科目B(旧午後試験)です。科目Bは「アルゴリズムとプログラミング」が配点の過半数を占めます。
「プログラミング未経験だから無理…」と諦める必要はありません。科目Bで問われているのはプログラミング言語の文法知識ではなく、「与えられた手順通りにデータを処理できるか」という論理パズルです。
① 擬似言語のルールを覚える
科目Bでは「擬似言語」という試験独自の記述方式が使われます。まずはこのルール(配列の添字が1から始まるなど)を1時間で把握してください。
② 「トレース(手書きメモ)」をサボらない
アルゴリズム問題で落ちる人の共通点は、「頭の中だけで処理を追おうとすること」です。
問題文に書かれている変数の変化を、配られるメモ用紙に泥臭く手書きでメモ(トレース)していく。これだけで正解率は劇的に跳ね上がります。
私は以下の参考書でトレースを身に付けました。まじで今でもこれは最強だと思っています。

★ポイント: 科目Bに特化した解説書を1冊用意し、トレースのやり方の「型」を身につけるのが一番の近道です。
5. 本番直前にやっておいて命拾いしたこと・CBT試験のリアル
基本情報技術者試験は、パソコンを使って受験する「CBT方式」で行われます。紙の試験とは勝手が異なるため、事前準備をしておかないと本番でパニックになります。
私が実際に会場で受験し、「やっておいてよかった」「こうしておけばよかった」と感じた生々しいポイントをシェアします。
① 画面上での問題閲覧とメモ用紙の併用に慣れておく
CBT試験では、画面上の問題文を見ながら、手元のメモ用紙に計算やトレースを行います。視線が画面と手元を往復するため、普段PCで過去問を解いていないと想像以上に疲労します。本番数日前は、PC画面で問題を解く練習をしておきましょう。
② 「あとで見返す」フラグ機能をフル活用する
時間がかかりそうな計算問題や、一見して意味が分からない問題は、即座に「あとで見返す」にチェックをつけて飛ばしてください。取れる問題をすべて解き終えてから、残った時間でじっくり考えるのが鉄則です。
③ 時間配分:科目Bは最後の1秒まで諦めない
科目Bは思考力を使うため、集中力が切れそうになります。しかし、最後まで泥臭くトレースを続ければ「あ、この選択肢しかあり得ない」と気づく瞬間が必ず来ます。私も時間ギリギリまで粘ったことで715点を確保できました。
6. まとめ:基本情報を取ると、SIerでの扱いがちょっと変わる
文系卒・未経験からIT業界に入ると、「自分は本当にやっていけるのだろうか」という不安が常に付きまといます。
しかし、基本情報技術者試験に合格すると、客観的な知識の証明になるだけでなく、「自分はエンジニアとしてやっていける」という確固たる自信が生まれます。実際に社内での評価や扱いも一段上がったのを肌で感じました。
- 科目A(730点): 『キタミ式』+『過去問道場』のスマホ周回でパターン暗記
- 科目B(715点): 擬似言語のルールを掴み、泥臭い「手書きトレース」で攻略
勉強を始めるのに「遅すぎる」ということはありません。 まずは一番読みやすいテキストを1冊手にとって、合格への第一歩を踏み出してみてください。応援しています!


