ChatGPTに「今の総理大臣は誰?」って聞いたら
「河野太郎」って言われたんだけど…
それもそのはず、実はChatGPTは2021年までの情報しか持っていないんだ。
1.ChatGPTが嘘をつく理由
実はChatGPTには2021年までの情報しかありません。
そのため、
・現在の総理大臣は?
・現在の法律は?
・今流行っているものは?
といった2021年以降の情報に関しては信頼性がありません。
ちなみに、
こういった「人工知能(AI)が事実に基づかない情報を生成する現象」のことを
「ハルシネーション」といいます。
ハルシネーションとは、人工知能(AI)が事実に基づかない情報を生成する現象のことです。まるでAIが幻覚(=ハルシネーション)を見ているかのように、もっともらしい嘘(事実とは異なる内容)を出力するため、このように呼ばれています。
NRI:ハルシネーション|用語解説より引用
OpenAIのChatGPTやGoogle Bardのような会話型AIサービスでは、ユーザーの質問に対してAIが回答しますが、どのようなデータに基づき回答されたのかが分からない場合、それが真実なのか嘘なのか、ユーザーが判断することは困難です。ハルシネーションは、会話型AIサービスの信頼性に関わる問題であり、この問題を解消するために様々な研究が進められています。
2.最新の情報を植え付けるたった一つの方法
結論、「WebChatGPT」という拡張機能で解決できます。
これにより、
・2021年以降の情報の追加
・信頼性の向上
をChatGPTにもたらすことができます。
例えば
「現在の日本の総理大臣は誰ですか?」と
普通にChatGPTに質問した場合…
2021年までの情報しかないため、
「菅義偉(すがよしひで)」の記憶で止まっています。
そこで拡張機能「WebChatGPT」をオンにすると、
現在の日本の内閣総理大臣「岸田文雄(Fumio Kishida)」を出力してくれました。
(※2023年10月20日時点)
「WebChatGPT」の無料ダウンロードと設定方法は以下の記事から「30秒」で分かります。
まとめ
「ChatGPT」で最新の情報によくアクセスする方ははぜひ「WebChatGPT」を活用してみるといいでしょう。
以上となります。
ご参考になっていただけましたら、幸いです。